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釣りやら酒やら、結局宇宙

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2009 秋田サクラマス解禁 子吉川

子吉01

ここまで全く釣れないサクラマス

何度通っただろうか。。。

釣行回数20回を超えたあたりから、数えるのも馬鹿臭くなった。。。。。。


そして訪れた6月1日

「秋田サクラマス解禁」

これがラストチャンス!! ここで釣れなければ今期は絶望的である

フィールドは子吉川に決定

子吉川に行くのも初めてだし、ましてや「秋田サクラマス解禁」に行くのなど全くもって初めて


前日の正午、今年共にノーキャッチのナル氏を乗せて出発

この日は全国の猛者共が秋田に向けて高速を走るのである

まさに全国大会

四駆、ワンボックスは全てライバルに見える

秋田に到着し、子吉川が見えた

ついにここまで来た。

河原を忙しなく走る車、車、車

ピリピリしてる空気

前日に川見をして、ポイントの目星を付け、駐車スペースを確保する

勝負は前日から

まずは陣取り合戦から

私共はサクラマスが早い時期に上流まで遡上したのではないかと読み、上流を目指した

どこに行っても河原に車

その中であるポイントに目を付けた

そこは二段のトロ場がカーブしながら続いて、そのトロとトロの間にはスリットが所々に入る瀬で形成される、『いかにも!!!』な場所

川見をした場所からは川に立てないので対岸に行きたいが、川は渡れる感じではない

車で対岸の道を探し、なんとか対岸に渡り田んぼの中に駐車スペースを確保

ここにキャンプを張った
子吉02

焼き肉、トムウェイツ、コーラにウイスキー。

王道で決戦前夜の宴をした。

酒の力でも借りなければ、高鳴る鼓動を押さえて寝ることなど出来なかった。

結局寝たのは12時近くだろうか。。。

次の日というか1時間半後、目覚ましに叩き起こされ、コーヒーを飲み河原に立つ

まだ夜だが、ここは全国大会会場、猛者達が集う場所である

2時間半程夜明けを待ち

いよいよ決戦の時

朝一で出なければ厳しいと聞いていたので、俄然気合いが入る

1投で出るんじゃないかなんて思っていたが、甘かった。

良いポイントに入るたびに期待が不安に変わる

完全に夜が明けたが1本が出ない。。。。

周りも誰も釣れていない。。。。

朝一のポイントを外したのか。。。。

不安ばかりが募る

ナル氏が上流に動き、数分経った時、薮の中から勇ましくサクラを掲げたナル氏が現れた

ついに釣った。 いや、正直に言おう、「釣りやがった!!」

子吉03


そのサクラマス、薄ら婚姻色を纏う、まさにサクラマス

子吉04

ナル氏はこの瞬間、今年も男になったのである

俺も続けとばかりに気合いを入れたが、朝一を完全に外すハメになった





さあどうする!!

ポイントに見切りを付けるべきか、粘るべきか。。。。

完全にサクラに翻弄された

迷ったあげく、朝一1本しか出てないということで移動することに

移動するが、どこのポイントにも車

空いてるポイントも誰かが打った後なのは当然

移動、移動を繰り返し、ドコも不発

正午を迎えた頃には下流部まで来ていた

焦り、不安、ナル氏への嫉妬心、そして睡魔

こうゆう状況こそ、本来の自分が出るのである

そんな惨めな自分にも苛立つ

それでもここまで来たんだと、折れそうな心をギリギリで繋ぎ止め竿を振る



もう一度上流に向けて車を走らせたのは、2時を過ぎた頃だった

朝一のポイントに入り直した

トロから瀬に上がっているヤツがいるのではないかと、淡い期待を胸に一番上の瀬から釣り下った

普段ならフローティングを使いそうなところも、スリットの奥をエグるようにと根掛かり覚悟でミディアムディープをセレクト

ダウンでスリットを切って行く

モヤモヤと戦いながら、一つずつ丁寧に切って行く


岸ギリギリにあるスリットを切った時

ついにサクラがヒットした

激しいローリングをしながら下って行く銀色の魚体

1メーター下流の瀬に入られたら終わる

少し強引に引っ張り寄って来たが、また走る

バラせない!! 絶対にバラしたくない!!!

次に寄って来た時に勝負を掛け、岸に引きずり上げた

すかさず魚に駆け寄り、ガムシャラにネットで押さえ込んだ



獲ったぁ!!!!!!!!!!!!!

無様なランディング、全くスマートでないランディングだけどそれで良い

それが今年のサクラマス釣りに掛ける思い

手足は震え、頭は真っ白。。。。。

この震えを求めていた

子吉06

震えが収まる頃に、頭には色んなことが浮かんで来た

この魚に会うまでの長い道のり

今年結婚した嫁のこと

本当は休みはどっか行きたいだろうに、俺がサクラマスにドップリ浸かり寂しい思いをさせたこと

それでも「行ってらっしゃい」と握り飯を握ってくれたこと

毎度釣れずに家に帰れば、晩飯を作りながら「いつになったら釣ってくるの?」と鼻で笑われたこと

今年は結婚や臨時高校教師を始めるなど、変化の年だった

本当はサクラどころではなかった

それでも今年もこの魚に会うことが出来た
子吉05

本当に不思議な魚だ

子吉07

河原でタバコに火を付け、魚を眺めた後

優しくリリースした

サクラは何事も無かったかのように優雅に深みに消えて行った

本当に何事も無かったのかもしれない

夢のような、ひと時

ナル氏とガッチリ握手を交わし

俺もまた一つ男になった



この後、1投もせずに帰り支度を始め、ルアーを見ると

フロントフックが伸びていた
子吉08


夢じゃなかった。

  1. 2009/06/03(水) 22:49:26|
  2. trout fishing
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